2008年10月10日金曜日

◆しゃらくせーコンサル②

 前々回の続きです。えらそうなタイトルをつけてしまったため、ちょっと続きが書きづらいなぁと多少後悔したりしてますが。。
 どんな職種でもそうだと思いますが、部下に対して上司は常に自分の答えを持ってなければならないと思います。自分の中に正解がないまま、仕事を部下に丸投げした挙句、失敗したらそのことを責める様な人間は上司失格ですね。ただ、上司が正解を持っているからと言って、何でもかんでも指示して部下に考えさせることをしない上司も考え物です。(私はこの辺が下手だったりしますが。。)
 コンサルタントはお客様にとって、ある意味優秀な上司のように相談しがいのある存在でなければならないと思うのです。お客様の課題に対しても、常に正解をもち、かつお客様自身が自分の答えとして正解、あるいは間違いの少ない方向に進めるよう支援することが重要だと思います。
 業種や様々な背景が異なるお客様それぞれについて、常に正解を持ち、尚且つそれをお客様自身のプランとして実行に移させることのできるコンサルタントというのは実はとても少ないのではないかと感じています。(正解に関しては、多くのお客様が共通の課題を抱えていたりするので仮説立てはできるでしょうが)そもそも頼りになる上司同様、全幅の信頼をお客様から得られていなければ、コンサルティングという仕事自体成り立たないと思います。そういう意味では、コーチングやファシリテーションのやり方を学ぶことも重要かも知れませんが、もっと大事なのは(特に若いうちは)お客様の身内となって一緒に課題に向かおうとする熱意なのではないかと思います。

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