2008年1月29日火曜日

◆ロジカルシンキングと次の課題

 3,4年前、そのときの上司にあって当時の自分に無いものが「論理的思考能力」だったと思います。ロジカルに物事を捉えて考える力は、最近では大分身についてきたと思うのですが、以前はさっぱりでした。とりあえず本屋に向かって手に取ったのは「ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ」
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でしたが、この本を読んで「ロジカルとは『分かりやすい』ということだ」ということについて妙に納得はしたのですが、実際に日々の仕事の中でロジカルに考えをまとめたりするところまではなかなか至りませんでした。最近ではロジカルに物事を捉えて話を展開することができるようになってきたと思っているのですが、実はそう思うようになるにあたって、きっかけとなったのが「頭がよくなる論理パズル」です。
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論理に関する様々な問題が1ページごとにあり、通勤の電車などで実に気軽に取り組むことができ、自然と仕事の中でも「AがBであるということは、Cについては・・・」なんて感じで考えを進めることが習慣付いてきたように感じます。そうなるとある程度自分が経験したことのない場面でも論理的に考えて切り抜けられるようになってきたのかなぁと。

さて、ロジカルシンキングの次、私の目下の課題は物事や他人の意見などを多面的に捉えて、自分なりの考察を加える力です。例えばサブプライムローン問題や大阪府知事選などの時事ネタについて、自分なりに分析し、論評を展開するということがなかなか難しいんです。(単純に知識が足りないということもあるのですが。。)要は自分で考える力が不足しており、巷でよく言われている「詰め込み教育の弊害」と感じたりもしますが、まぁこのブログを1,2年続けることで少しずつ身に付けて行きたいと思います。

2008年1月14日月曜日

◆言葉を変えると行動が変わる

 たまたまWebで見つけた日本マクドナルドの原田泳幸社長言葉に感銘をうけました。言葉を変えると行動が変わる
 困難な状況に立ったとき、「○○だから××できない」とか「○○だから△△なのは仕方がない」と、(例え口には出さなかったとしても)業界の常識や古くからの慣習を盾に言い訳してしまうことがよくあります。こういったものによって思考が制限されてしまうことは多いと思います。
  ---------以下引用------------
  たとえば
  「雨が降ったから売りあげが落ちました」
  なんていうのが今までの言語です。

  「昨日の売りあげ、なんで悪かったの?」
  「雨だったんです」

  この外食産業の常識に囚われたら
  新しいビジネスは生まれないから、
  今後はこういう時には
  「雨が降ったら、もっと売れる方法ない?」
  というメモに替えようと。

  「新しいメニューを出すのに、
   一年半かかります」
  これも業界の常識です。
  「三か月で出せたら、
   どういうことが起こるだろう?」と。
  こういうふうに言語から変えていかないと、
  発想が変わらないですから。
  ---------------------

この言葉に感銘を受けたポイントは3つあります。
一つには、こうした発想をし得る人が革新的な「ヒラメキ」にたどり着くのだということに気付かされたこと。
もう一つは人の行動を変えるというのは本当に難しいことですが、原田社長が経営者として人(社員)の行動を変えるためのキモというか、コツをそのご経験としてお持ちで、この言葉が実に説得力を持ったものであることにある種の勇気をいただいたということ。
最後は急にレベル感が下がりますが、私自信が自分以外に原因を求めて「○○できない」ということを発言してしまうことを痛切に反省したということです。

これらのポイントは確実に今年の自分の血肉にしていきたいと思いました。

2008年1月7日月曜日

◆あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 私は4日から出勤でしたが、休みを取っている方も多かったので、職場では今日が仕事始めといった雰囲気です。皆さんどのようなお正月を過ごされたのでしょうか。

 我が家では、例年福岡の実家に帰省するのですが、今年は家族だけで白樺湖方面に旅行に出かけました。3歳の娘に初めて雪山で遊ぶ体験をさせたかったのと、日ごろ忙しい奥さんをゆっくりさせてあげるのが目的で、大晦日から元旦にかけて1泊の旅行です。11月の中旬に特にエリアは絞らずにホテルを探したのですが、なかなか空いているところがありませんでした。ようやく見つけたのが白樺湖近辺だったのですが、何度かスノーボードなどで行ったことのあるエリアなので、大雪の中車での旅行となりましたが、無事に楽しんで帰ってくることができました。

 ホテルですが、大晦日だったこともあり、家族経営のペンションやロッジのようなところではかえって落ち着かないかと思い、割と大きめなリゾートホテルにしました。伝統と格式のあるホテルであるということは、今の天皇陛下が皇太子時代に宿泊したという写真が飾られていたことにも現れていました。ですが、事前に旅行会社のWeb上で利用者の声を見てみると、何やらスタッフの対応についてマイナスな書き込みが多く見受けられます。(今の時代ホテルなどサービス業はこうした口コミの評判がかつてとは比べ物にならないほど重要な要素になっています)ある意味期待しすぎることが無かったため、失望することも無かったのですが、実際に泊まってみると「なるほど」と思わせる対応が。。(チェックイン時に結構待たされたり、フロントでチェックインの対応をしながら受付の女性が他のスタッフに大声で指示を出していたり、預けてあった荷物は部屋に運んでおくといっていたにも関わらずそのままで、さらには持ち込んだ紙袋が破れていたり、、、オプションで申し込んだ年越しそばは忘れられてるし。。)
 こういった対応を見ながら昨年泊まった星野リゾートが運営するホテル(満足度は高かったです)のことを思い出しつつ、問題は設備ではなく運営にあるのだなどと考えたのですが、家族でレジャーに来ているというのに正月早々そんなことを考えている自分が何だかおかしく、ある意味病気だと思ってしまいました。。

 今年はどんな年になるのか(するのか)、まだ計画を立てられていません。昨年は適当に抱負を決めてしまい、計画倒ればかりになってしまったので、今年は1月の中旬までには明確にしたいと思っています。